その98 武信白岩山(ぶしんしらいわやま)
標 高:2、288m
方 角:南西
距 離:71Km
位 置:
山梨県
撮 影:群馬県太田市金山山頂
 『山へ行き何をしてくる/山へ行きミシミシ歩き/水飲んでくる』(深田久弥)。
  奥秩父の最深部、太田から南西71キロに武信白岩山(2288m)が望める。その先には甲州盆地北部の独立峰茅が岳(1703m)があり、其処こそ日本百名山の著者として有名な「深田久弥」の終焉の地である。山麓には記念の深田公園があり、碑が建っている。奇しくも近くのこの方角には、日本山岳会の父第三代会長「木暮理太郎」がこよなく愛した金峰山があり、麓の金山平には、レリーフが組み込まれた碑が建っている。百名山の中で深田は尊敬する理太郎の名と実績を実に八回も登場させている。山を愛し、一生を山岳に捧げた二人の所縁の地が奥秩父の向こう、お互い手の届くところにあるのは偶然ではあるまい。山岳の先人を偲び其々の碑の前で秋には木暮祭、春には深田祭が慕う岳人により、毎年開催されている。
武信白岩山関係
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