その93 笠取山(かさとりやま)
標 高:1、953m
方 角:南西
距 離:71Km
位 置:
東京都
撮 影:群馬県太田市金山山頂
 山頂直下に東京都民の命の水となる多摩川の源頭がある秩父連山笠取山(1953m)が太田から南西71キロに望める。
  山梨県の埼玉県境近くの丹波川流域一帯は東京都有林となっていて、都は水源涵養林として大正初年、広く買い取ったのである。その面 積は有に太田市の面積を超え、現在も保水力の高いミズナラなどの広葉樹の水源林は「緑のダム」と位 置付けられ、都では水や環境の大切さを訴えるため、「水源地ふれあいの道」として一帯を整備、保護している。最初の一滴の生まれる、水干(みずひ)には水神社がある。その昔、峠で行き交った甲州と武州の山見廻り役人が陣笠を取り『御役目ご苦労』と言ったとところから、あるいは姿が笠の形に似ているからとの山名の由来がある。秩父山塊は左に白石山(別 名、和名倉山)(2036m) 、唐松尾山(2109m)と続き、山並が一番美しいところでもある。
笠取山関係
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