その69 足利・仙人ヶ岳(せんにんがたけ)
標 高:663m
方 角:北北東
距 離:14Km
位 置:栃木県足利市
撮 影:群馬県金山西矢倉台
 隣町、足利の市内最高峰の山、仙人ヶ岳(663m)がここ太田から14Km、白銀の日光の山と足尾の山々の手前、北の方角に望める。
  清流で名高い松田川と小俣川の源を発する山で、桐生との群馬県境にあり、「関東百山」の一つとして数えられている。桐生側からの、旧菱村・泉龍院口、梅田・塩の宮神社口からの登山コースが距離も短く、登りやすいといわれている。足利からのコースは小俣北町の岩切登山口からが一般 的で、小俣川沿いの道、不動沢ノ滝など変化に富んでいる。帰路は稜線の熊ノ分岐から分かれた尾根伝いの露岩をたどると、難所といわれる『犬帰り』の岩場があり、適度なスリルも楽しめる。不動沢ノ滝の近くのなま生不動尊、「岩切山生満不動尊」は不動明王が祀 られており、千百年の歴史を有している。
  春と秋それぞれ、山麓の村の氏子により伝統の祭礼が執り行われている。
仙人ヶ岳関係
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