渡良瀬川の橋・岩井橋
橋 長254m
幅 員:5.5m
完 成:昭和40年
位 置:下流から33.0Km
路 線:市道岩井橋通り
見た目:きれい
 渡良瀬川河川敷内を結ぶ橋がこの岩井橋である。人々の往来を目的にすることより、治水対策のためにかけられたといっていい。というのも、万が一、渡良瀬川が増水し、氾濫の危険性が発生した時には、人工の川の流れをつくり水害から市民の生活を守るのがねらいである。
 この橋の下は、いわい緑地の足利渡良瀬ウオーターパークがひろがる。わたらせビーチやじゃぶじゃぶ池のブルーが輝き、夏のシーズンには、近郊からたくさんの人達が涼を求めにやってくる。
 橋を渡り切ると、立派な建物が目にとびこんでくる。今年3月27日にオープンした「渡良瀬グリーンプラザ」だ。建物は三階建てで、一階はわたらせビーチやじゃぶじゃぶ池で遊ぶ人達のための更衣室やシャワールームなどが。二階は公園緑地管理事務所や財団法人足利市緑化・公園管理協会の事務所がある。
 三階は、多くの人達に親しまれている、わたらせ「ふれあい館」だ。淡水魚が泳ぐミニ水族館をはじめ、映像と音楽で渡良瀬川の四季や防災、治水対策などわかりやすく紹介している。また、渡良瀬川の歴史や水と産業のかかわりなど、パソコンやパネル等々活用して楽しみながら、人の生活に欠かせない水と環境について情報を提供している。
 この岩井橋のたもとに、目にとまるモニュメントがある。昭和22年のカスリーン台風の犠牲者三百有余人の名を刻む芳名碑とモニュメントである。渡良瀬川の表情はやさしい。しかし、自然を畏怖するこころは忘れてはなるまい、そんな気がした。
岩井橋関係
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