その80 川苔山(かわのりやま)
標 高:1、364m
方 角:南南西
距 離:57Km
位 置:
東京都奥多摩町
撮 影:群馬県太田市金山山頂
 太田から南と南南西の間、距離57キロ、東京都奥多摩町の川苔山(1364メートル)を望むことができる。
  川乗山とも書く低い山だが展望は折り紙つきで、奥多摩三山(御前山、三頭山、大岳山)を凌ぐといわれる。
 日本百名山の深田久弥氏も「地図と睨みあいながら一っ時、見える山々の詮索に耽った」と著書に書いている。手前右、距離50キロには外秩父の名峰、埼玉 県小川町と東秩父村の境にある堂平山(876メートル)が見える。山頂にはつい先ごろまで、昭和37年東京の夜の灯りのために三鷹から移転後、日本の天体観測をリードしてきた国立天文台堂平観測所があった。
 明治時代の港区狸穴、大正13年には三鷹、そして堂平と暗さを求めてジプシーとなった国立天文台の主力観測施設は平成十一年、ついに国外、ハワイマウナケア山に「世界最大の(直径8.2メートル)すばる望遠鏡」を引っさげて移っていった。
川苔山関係
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